工事完了時の心配を解消しよう

工事が終わっても、確認は忘れずに。

工事完了後は、竣工検査を居住者様の立ち会いのもとで行います。
確認するポイントを、あらかじめおさえておきましょう。

POINT.1 施工会社と一緒に、施工後の確認を行いましょう。

各工事工程ごとに、施工者の自主検査、補修確認、現場代理人の検査等を受けながら工事は進行します。特に外部の足場を解体する前には、施工会社の責任者と一緒に工事箇所の仕上がりを確認し、問題があれば手直しをしてもらうか、後日直してもらうように文書で確認しておきましょう。
躯体補修工事など、後から確認できない工事では、施工範囲を図面化して明確にする事が大切です。追加工事や仕様変更などで契約金額以外の費用が発生する際にも、その工事を始める前に施工会社から説明を受け、文書で確認しておきましょう。

POINT.2 工事完了確認書を取り交わしましょう。

工事完了確認書とは、施工会社が工事の完了を報告し、依頼者がそれを確認したという内容を示す書類のことです。
工事完了確認書を取り交わすと、契約内容の工事が終了したことを意味します。

POINT.3 竣工書類のチェックをしましょう。

工事完了後、竣工書類を確認しましょう。
竣工書類には以下のようなものがあります。

①工事完了届(建物等引渡し書等)
②外壁補修図面
③変更仕様書(追加・変更工事等)
④施工写真
⑤施工計画書
⑥各戸の補修確認書控
⑦保証書(施工保証書等)
⑧アフター・メンテナンス計画書(アフターサービスの覚書等)
⑨打ち合わせ議事録
⑩使用材料に関する資料(カタログ、使用材料一覧等)


特に保証書は、保証内容、保証期間、誰が誰に保証するのか、などを明確にしましょう。

ページの先頭へ
Copyright (C) 2009-2014 Reno-Happia Corporation. All Rights Reserved.